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ビタミンCの抗酸化力

1954年にノーベル賞を受賞したライナス・ポーリング博士は、栄養療法の生みの親の1人です。博士が栄養を使って病気の予防や治療ができる、と考えるようになったのは60歳を過ぎてからのようです。
「風邪とビタミンC」「がんとビタミンC」などの本を著したのは1970年代のことです。
博士は「人間は栄養所要量の200倍のビタミンCが必要だ」と述べています。そして、さまざまな疾患にビタミンCの摂取が有効であると述べています。
ポーリング博士は大変直観力というか洞察力の鋭い方だったようです。天才肌の研究者と言えましょう。
しかし、残念ながらポーリング博士の考え方はアメリカの医学界では受け入れられることはありませんでした。
「ビタミンCはがん細胞を殺す」とポーリング博士は述べましたが、結局彼の生きている間に、それを証明することはできませんでした。

それから40年以上が過ぎて、今、アメリカでも日本でも静かに「高濃度ビタミンC点滴療法」が広まっています。
ビタミンCはがん細胞だけを選択的に殺し、正常な細胞にはなにも害を与えないそうです!
ただ、その効果を得るためには、口から摂取するのでは足りなくて、点滴によって体内のビタミンC濃度を上げる必要があるのだそうです。そんな訳で高濃度のビタミンCを点滴するようです。
ビタミンCの抗酸化力はすばらしいものがあります。
酸化というのは、「サビ」と同じことで、人の体は加齢やまちがった生活習慣によってどんどん酸化され、老化していきます。
それを防いでくれるのが、ビタミンCなのだそうです。
ビタミンC点滴をすると、がんに効くだけでなく、お肌がつやつやになるそうですよ!
もちろん、副作用もなし!

私はもし自分ががんになったら、絶対にビタミンC点滴をしようと思っております。
ところが、私の入っている保険では適用されないと聞いて、ええっ!!となりました。
残念ですが、仕方ありません。それなら「自費」でやるつもりでおります。
こういう話題に興味をもっていらっしゃる方は
『ビタミンCががん細胞を殺す』『ビタミンCはがんに効く』など、いろいろな本が出ています。
ぜひ、調べて読んでみてください。

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ビタミンCのお話

ビタミンCといえば、「お肌にいい」「風邪に効果がある」という話を聞いたりします。
鉄欠乏性貧血のところでもお話したように、たんぱく質+鉄+ビタミンCでコラーゲンが作られます
お肌ピチピチ!のコラーゲンですが、実は私たちの体のすべてのたんぱく質のうち30%はコラーゲンです。
コラーゲンが不足すると組織と組織の結合がうまくいかなくなり、その症状は全身に現れます。
お肌がガサガサになる、関節が痛む、歯肉から出血する、血管が切れやすくなってちょっとしたことで出血する。
また、免疫力が弱くなってインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

ビタミンCの発見は大航海時代にさかのぼります。長い航海の間、新鮮な野菜や果物を食べられなかったために、「壊血病」にかかって亡くなった船乗りがたくさんいました。それを防ぐために「レモン」を食べるといいことが分かり、船にレモンを積み込むようになったということです。ビタミンCは「アスコルビン酸」とも呼ばれますが、これは「壊血病を防ぐ酸」という意味だそうです。

また、動物の多くはビタミンCを自分の体内で作ることができますが、人間を含む霊長類、モルモット、オオコウモリは体内でビタミンCを作ることができません。ビタミンCを作ることができる動物たちは病気になると合成量を増やすので、あまり病気になりません。
しかし人間は長い進化の過程の中でビタミンCの合成能力を失ってしまったのだそうです。おそらく、果物や野菜などから十分に摂ることができたためではないかと言われています。けれども現代の食生活では必要な量を摂ることが難しい場合が多いです。野菜を食べない、果物を食べないことが多いからでしょうね。
また、タバコを吸うとビタミンCが消費されてしまいます。タバコ1本で25mgのビタミンCが消費されるそう!

愛煙家は心がけてビタミンCを摂るようにしましょう。

ビタミンCはまた、副腎で作られるアドレナリンやノルアドレナリンなどの抗ストレスホルモンの産生にも重要な働きをしています。
ストレスの多い現代社会では、自分でも気が付かないうちに栄養を消費してしまうのです。ビタミンCが少ないと副腎はどんどん萎縮して働かなくなってしまいます。こうなると「副腎疲労」といってだるくてだるくて何もできない、ひどい時には寝たきりのような状態になってしまいます。
今年の6月に開いた講演会でT先生が「身動きもできないくらいになった高校生」の症例を話してくださいましたが、そういう状態にまでなってしまうこともあるのです。
ビタミンCもB群と同じく水溶性で、たくさん摂るとおしっこの中に溶けて排泄されてしまいます。
排泄されるのでは意味がない、ということはなくて、体の中できちんと働いて余分なものが排泄されるのです。
ですので、摂り方のコツとしては、一度にまとめて摂らないで、回数を増やしてこまめに摂るということです。
ビタミンCは天然のものも、合成されたものも性質が同じです。ドラッグストアに置いてある安いサプリメントで十分ですので、試しに飲んでみてください。


プロフィール

poco a poco

Author:poco a poco
加賀瀬みどりです。愛知県出身の60歳です。上田に家を建てて20年近く。高校の講師を19年間続けてきました。2015年7月より上田市内で「子育てカウンセリングルーム」を開設しました。自分の家族の体験から栄養の大切さに気づき、「栄養療法」の勉強を続けてきました。この勉強はかれこれ9年になります。今までの考え方を覆すような驚きの連続でした。勉強したことを生かして、子育てに悩むお母さんがたの手助けをしたいと思っています。

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