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腸を整える その1

長い梅雨が終わったら、酷暑が始まりました。
それでなくとも暑さは苦手。よけいに何もする気がなくなり、だらだらと過ごしていました。

これではいけない!ということで、腸の整え方をまとめようと思い立ちました。

なんだか唐突ですが・・。9月になったら授業をするかもしれない、と思いまして。

腸を整える その1 「腸の働きはとても大事」

腸の働き、まずは言わずと知れた

1、食物を消化、吸収して栄養素を取り入れる。

実は栄養療法は胃や腸の働きが悪いと効果が半減するのです。それだけではなく、体を作る土台として消化吸収は重要ですよね。

2、腸内細菌がビタミン、酪酸、乳酸などの体に必要な栄養素を合成する。

腸内細菌は人間と共存共栄の関係にあることがわかっています。ビタミンB群の中にはかなりの量(25%くらい)を腸内細菌が作り出しているらしい。

3、セロトニンを合成して精神的な安定に寄与している。

「脳腸相関」(のうちょうそうかん)という言葉がありますが、脳内の伝達物質であるセロトニンの60%は腸で作られて脳に送られているそうです。セロトニンは精神のバランスをとる物質で、心を安定させます。

4、腸は免疫の要

腸は体にとって害のあるものを見極めて、体外に排出させます。しかも、免疫細胞の教育をする場所でもあります。腸で教育を受けた免疫細胞は体全体をパトロールして、ウイルスや菌と戦います。

それではこれから一つ一つの項目について、細かくお話していきましょう。

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私自身が体調を崩したお話

9月も半ばになりましたが、相変わらず暑い日が続いています。

先日の台風で被害に会われた千葉県の皆様、どうぞお体に気を付けてください。

今年の夏は、私にとっていろいろとストレスフルな出来事が続きました。
8月末~9月にかけて、一度涼しくなったので、とてもほっとしました。
ところが、その後にまた暑さがぶり返してきました。
そのせいで、どうも免疫力が落ちたようです。

体調不良の発端は、昨年治ったと安心していた「副鼻腔炎」がまた再発したことです。
仕方がないので、抗酸化の機能のあるサプリメントをいろいろ飲みましたが、あまり効果はありませんでした。
そのうちに、おでこのあたりがじわーっと痛くなってきました。

これはダメだと思って、久しぶりに耳鼻科を受診しました。
先生は「じゃあしばらくはこれを飲んでね。」
と、前回と同じ「クラリスロマイシン」と「カルボシステイン」を処方しました。

これらには多分耐性が出来ている気がしたのですが、しかたありません。2週間真面目に飲みました。
すると、いつとはなしにお腹の調子が悪くなってきました。

お腹が下りやすくなる、こってりしたものがもたれる、おならが増える(失礼)。
だんだんと、お腹が痛くなることが増えて、出かけるとトイレを探すようになってきました。
それと共に、いつも気楽で安定していると思っていた「気持ち」が、なんとなくどんよりしてきました。

前にも言ったように、家庭内でストレスがありました。(仮に××としておきます)
そうなると、なんだかイライラしたり、「なんでこうなるんだろう」などとぼんやりと思ったりするようになります。
「××のせいで、私はいやな思いをしている。」
「体調が悪いのは××のせいなのかも」

そこで、ふと振り返りました。
ちっとも効いてない抗生剤を飲む必要があるのだろうか?
お腹の調子は悪くなる一方なのは、抗生剤も原因のひとつでは?

そこで、思い切って抗生剤を止めて、酪酸菌のサプリを飲むことにしました。
冷たい飲み物が欲しい気候ですが、我慢して暖かいお茶を飲むことにしました。
食事も、味噌など発酵食品を使って、油は控えめにしています。

今、少しづつ改善するお腹の様子をじっくりと観察しています。

それにしても、分かっているつもり・・・の危うさを実感しました。


腸内環境を整える

たかはしクリニックの高橋先生の講演会でもお話されていましたが、腸内細菌叢を改善して、腸内環境を整えることはとても重要なことです。

ジュリー・マシューズさんの『発達障害の子どもが変わる食事』にも同じことが書いてありました。
マシューズさんの本には、まず初めに「消化酵素」を使う、と書かれています。

栄養療法の腸管アプローチでは、スーパーエンザイムという消化酵素が使われます。
たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維まで消化する?という万能消化酵素です。
残念ながらこれは、お医者さん処方のものですが、ネットで探すといろいろと出てきます。
iherbのサイトで①ヒューストンエイザイムのトリエンザ、②ENZYMEDICAのグルテンイーズがいいよ、と教えてもらいました。
自分ではなかなか試せないので、実際にやってみた方のアドバイスはありがたいですね。
①はグルテン・カゼイン以外にもアレルギーがある場合にいいそうです。②はグルテン・カゼインだけにアレルギーがある場合に使うそうです。

もちろん、アレルゲンとなっている食品は避けていただきます。

次に腸内に乳酸菌・ビフィズス菌などのよい働きをする菌を送り込みます。
これを「プロバイオティックス」と言います。
ヨーグルトなどはカゼインを止めなければならない人には不向きですし、腸内環境が悪化している人にはあまり効果がありません。
ここはカプセル入りの乳酸菌・ビフィズス菌を使います。
これらの菌も人によって相性があるようです。使う時のコツは「できるだけ多種類の」「菌の量の多いもの」を使うことです。
胃酸で壊れてしまわないように、食事が終わって3、4時間した頃がいいそうです。

また、腸の粘膜の再生を助ける「Lグルタミン」や「亜鉛」「ビタミンA」などの栄養素も併せて摂るといいでしょう。
亜鉛やビタミンAはあまり価格の安いものは逆に害になる場合もありますので、ある程度の値段のものを選ぶことも大事です。

もしもカンジタ菌が増殖していたら、除菌をすることも考えたほうがいいでしょう。
リーキーガット症候群になっていて、かなり症状が重い時は、栄養療法をよく勉強しているお医者さんにかかって、除菌をしてもらうのが一番です。
そしてカンジタ菌の餌である、砂糖などの糖質は制限しなければいけません。

食物繊維は善玉菌を増やし、便秘を予防し、有害物質を排泄する働きがあります。善玉菌を増やすものを入れることを「プレバイオティックス」と言います。
穀類・・・麦、蕎麦、玄米(発芽玄米)  豆類、野菜、きのこ、海草(かんてんなどもよい)、ナッツ類、いも類、果物などを献立に取り入れるとよいです。
好き嫌いが多くて難しいという方は、例えば粉のかんてんでとろみをつけたりしてみてはどうでしょう。
野菜をやわらかく煮てスープにするとか、お味噌汁にすると食べられるようでしたら、ぜひ。

いも類や果実類は糖質が高めですので、低血糖症のある場合は大量に食べないようにします。
甘いものがなかなか止められないときは、少量のオリゴ糖を使ってみてください。

世界ふしぎ発見・腸内細菌パワー

3月19日に放映された、世界ふしぎ発見は「腸内細菌」の話題でした。
残念ながら前回は見そびれてしまいましたが、今回は「溝口先生が取材を受けたよ」「友達が出るよ」と聞いていたので、忘れないように気合を入れて見ました。

ブルガリアのヨーグルトの話、長野県木曽地方の漬物「すんき」が花粉症に有効という話、いろいろと興味深い話題でしたね!
「すんき」は食べたことありますが、ほんとに塩をまったく使わないので、なんというか、すっぱいだけなんですね。
でも、塩も砂糖も使わないので、健康的だと思います。
全国に放映されたので、花粉症に悩む人からのオファーがすごいんじゃないか、と逆に心配するくらい。

溝口先生の「脳腸相関」の話も、初めて聞く人には「ええっ、そうなの?!」という驚きの話だと思います。
脳と腸はお互いに深く関わり合っていて、影響を与え合っていること。
腸内細菌のバランスが崩れることで「うつ病」などの心の病が引き起こされる場合があること

(もちろん、うつ病の原因がすべて腸内環境による訳ではありません。間違えないように)
友人も出てきました!テレビの取材って、局の都合でカットされたりすることが多いのですが、ちゃんと大事な点を押さえて放映されていて、とても良かったです。
抗うつ薬は効く人もいるけれども、効果がなくて副作用に苦しむ人もいるのです。原因が別にあるからです。

それから、香川県の桑島靖子先生も出演されていました!
ちょうど、桑島先生と定先生の共著『子宮を温める食べ方があった』(青春出版社)を興味深く読んだところでした。
日本人には日本の発酵食品が合っている。お母さんの出身地の麹菌が効果が高いようだ、という話も、思わず「ふむふむ」。
『子宮を温める食べ方があった』の中には、麹と水だけで作る「甘酒」のことが出ていました。(テレビでもやっていましたね)

私は毎年今頃になると、お味噌を仕込みます。
自分の家の畑で作った大豆と麹と塩で作ります。難しそうですが、味噌作りは案外失敗が少なくて、「手前味噌」という言葉もあるくらいで、そこそこ美味しくできて、自己満足に浸れます。
なので麹は身近なものでした。今度は「甘酒」に挑戦してみます。
麹は「国菌」だそうです。味噌、しょうゆ、酒など、日本の食を支えるものを作り出すものですね。
ヨーグルトもいいけれど、これからは日本の風土に根ざした菌が見直されていくような気がします。
プロフィール

poco a poco

Author:poco a poco
加賀瀬みどりです。愛知県出身の60歳です。上田に家を建てて20年近く。高校の講師を19年間続けてきました。2015年7月より上田市内で「子育てカウンセリングルーム」を開設しました。自分の家族の体験から栄養の大切さに気づき、「栄養療法」の勉強を続けてきました。この勉強はかれこれ9年になります。今までの考え方を覆すような驚きの連続でした。勉強したことを生かして、子育てに悩むお母さんがたの手助けをしたいと思っています。

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