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ビタミンAのお話

愛犬の話題から、ビタミンAのお話をしてみます。

前回の記事で、わが家の犬にレバーを与えたことを書きました。
与えたのは鳥のレバーです。
ひとかたまりの鳥レバーの重さが約60グラム。そこに含まれるビタミンAは約8000㎍(マイクログラム)です。
ビタミンAは連日1万5000㎍以上を摂ると過剰症が出ると言われています。

この過剰症は人間についてのものです。
人間の体重が平均50~60㎏とすると、うちのワンコは10㎏。
過剰症が出そうな数値ですよね。

でも、前回書いたように、皮膚炎は治り、毛並みはつやつやしています。
これはどういうことでしょうか?

ビタミンAに関しての様々な実験があります。例えばヘビースモーカーにβカロテンを与え続けたフィンランドの実験では、与えたグループに肺がんの発生率が高かったそうです。
それではだめじゃないか、ということになりますが、実はその実験で使われたのは、どうやら合成βカロテンだったらしいのです。

そもそもビタミンAは、夜盲症を防ぐ、皮膚と粘膜を健康に保つ、免疫機能を維持する、がんを抑制する、などの非常に強力な働きを持っています。
ビタミンDなどと同じように、直接細胞に働きかける力をもっていて、「スーパーファミリー」と呼ばれています。
開発途上国では、ビタミンAの不足のせいで、失明する人が多く、肝油などを飲むと、あっという間に効果があがるのだそうです。
昔は日本もそうでした。
私は小学校の時に「タラの肝油」を学校で飲まされましたよ!

特に動物性の食品に含まれるレチノールが効果が高いそうです。
緑黄色野菜に含まれるβカロテンは効果はレチノールに劣りますが、抗酸化作用が高く、がんの予防に効果があるそうです。

ビタミンAは前にも述べたように、合成ではなく、天然のものを摂るべきでしょう。
天然のものは、体内に貯められて、必要なだけビタミンAに変換されて使われるのだそうです。
人や動物は栄養素を取り込んで、大切なものは蓄えて、上手に使う術を身に着けているのでしょうね。

ビタミンAが効力を発揮するには、ある程度の量が必要になります。
毎日鳥レバーの串焼き2本食べたら、効果を実感できると思います。
サプリメントを使う時は、くれぐれも「天然のもの」をお選びください。





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プロフィール

poco a poco

Author:poco a poco
加賀瀬みどりです。愛知県出身の60歳です。上田に家を建てて20年近く。高校の講師を19年間続けてきました。2015年7月より上田市内で「子育てカウンセリングルーム」を開設しました。自分の家族の体験から栄養の大切さに気づき、「栄養療法」の勉強を続けてきました。この勉強はかれこれ9年になります。今までの考え方を覆すような驚きの連続でした。勉強したことを生かして、子育てに悩むお母さんがたの手助けをしたいと思っています。

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