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エナジードリンクとコーヒーの話

最近のことですが、エナジードリンクを飲みすぎて死亡したという事件がありましたね。
いつだったか、授業で教室に入ったら、黒板の上にエナジードリンクの空き缶がずらっと並んでいて、何じゃこりゃあ~と驚いたことがありました。
文化祭の準備をする間に飲んだものらしいです。
みんなこういうものを飲んでいるんだな、と不安も感じたのですが、やっぱり・・・。

ネットで調べてみたら、発祥の地アメリカでは30件以上の死亡例があるそうです。
原因はカフェインの過剰摂取による心臓マヒだそうです。
エナジードリンクには大量のカフェインと砂糖が入っています。そもそもカフェインは薬物の一種です。
コーヒーを飲んで1日が始まる、という方は多いと思いますが、気が付けば1日に何杯もコーヒーを飲んでいる、ということも多いのではないでしょうか?
飲んでいるうちに効きが悪くなって(耐性ができる)、でもないと落ち着かなくなって(依存の形成)・・・。
ねっ、薬物でしょ?
コーヒーをよく飲んでいた知人がハーブティーに変えたので、「あれ、どうしたの?」と聞いたら、「夜中に息ができなくなるような発作に襲われて、病院にかつぎこまれて・・。それが2、3回あったの。ある人がコーヒー飲むとそうなるよって教えてくれたから止めてみたら発作が起きなくなったの。」とのこと。
また、別の話。
男の子が発作を起こして病院に入院してしまった。随分騒いだらしくて、鎮静剤でやっと治まったそうだが、実は発作の前にエナジードリンクをよく飲んでいたそうだ。

まるで都市伝説のような話ですが、人によって体質はいろいろです。
カフェインによく反応する人はこういうことが起こっても不思議ではないですね。
そしてまた、低血糖症の素因のある人はこういうものを好みますね。これは想像ですが、血糖値が不安定で、下がっていくのを何とかして上げようとするのかもしれません。
砂糖とカフェインは低血糖症の人がとても好むものです。
自分もそうだなあ、と思う方は、1日のうちでどの時間帯でこういうものを飲みたくなるか調べてみるといいです。
だいたい夕方~(4時から7時)が多いですね。
時間帯が分かったら、その1時間くらい前にたんぱく質のおやつを食べることをおすすめします。
チーズやナッツ、無糖ヨーグルト、ゆで卵などを食べておきます。
たんぱく質はゆっくりと消化されて、血糖値が下がるのを防いでくれますよ。
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亜鉛とアトピー

細胞分裂の盛んな乳幼児は亜鉛がたくさん必要です、というお話をしました。
乳児湿疹でアトピーと診断されている子どもさんの中には、実は亜鉛が不足しているという人がいるようです。
赤ちゃんの顔が真っ赤になったり、ぶつぶつが出たり、かゆがってかきむしったり、となると、お母さんは気が気ではありませんね。
お医者さんに行くと、「アトピーですね。」ということになって、ステロイドの塗り薬を貰います。
一時的な使用なら問題ないのですが、長く使うにはステロイドは難しいお薬のようです。

そもそもステロイドは人の身体の中で作られるホルモンです。
腎臓の上にくっついている「副腎」から分泌されるもので、炎症を抑える働きがあります。
人の身体の中で作られるなら問題ないのでは?と思われるかもしれません。
まだ、身体が作られる途中の乳幼児にステロイドを塗り続けると、体が「ステロイドは足りている」と判断して、副腎がきちんと育たなくなるんだそうです。
これは怖いですね!
副腎は重要なホルモンを出す臓器ですから、副腎の機能が落ちることで様々な不具合が生じます。
自前のステロイドを十分に分泌できないと、大きくなっても「ストレスに弱い」人になりますし、炎症を抑えられないので様々なアレルギーが出現することになります。
アトピーに始まって、花粉症、ぜんそく・・・
昔は「アレルギーマーチ」などと言われましたが、今でもそう言われるのでしょうか?

栄養療法では、医療用の亜鉛のサプリメントをすりつぶしてミルクに混ぜたり、母乳ならばお母さんが飲んで赤ちゃんに亜鉛を補給するそうです。
アレルギーやアトピーはなかなか治らず、やっかいな病態ですが、「栄養」という視点で見ると、できることがいろいろあると思います。
糖質制限のところでも書きましたが、砂糖、白米、パンなどの糖質の摂り過ぎも、副腎を弱らせてステロイドの分泌を妨げます。
結果として「アレルギーマーチ」を促進します。
さて、どこをどう改善すればいいか分かりましたね!

亜鉛の働き

鉄に続いて体内で2番目に多いミネラルが「亜鉛」です。亜鉛は200以上の酵素の反応に関与しているそうです。
また、亜鉛は細胞の成長、分化、増殖に深く関わっているので、不足すると成長が阻害されたり、皮膚にトラブルが起きたり、と様々な症状が現れます。
亜鉛の欠乏によって引き起こされる症状は、成長障害、性腺発育不全、皮膚のトラブルなどがあります。
身長が伸びない、性的な成熟が遅れる、精子の形成が障害されて男性不妊の原因になることもあります。
皮膚症状は最もよく分かる症状の一つで、糜爛(びらん)や水泡が現れたり、傷が治りにくくなります。
また、味を感じる味蕾(みらい)には亜鉛に関わる酵素がたくさんあるので、不足すると味覚障害が起こります。
インスタント食品やジャンクフードばかり食べていると簡単に亜鉛の欠乏が起こります。若い人にも味覚障害や皮膚のトラブルが増えているだろうことは、すぐに想像できますね。

細胞分裂の盛んな胎児期、新生児期には特に亜鉛の必要量が高まります。それに呼応するように、母乳、特に初乳には大量の亜鉛が含まれています。赤ちゃんが産まれて最初に分泌される、少し黄色味を帯びたとろっとした乳ですね。
私も子どもを産んだ時に「このお乳は大事だから飲ませてね。」と言われた覚えがあります。
赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の原因の一つに、亜鉛の不足が考えられます。
母乳を飲ませている赤ちゃんであれば、お母さんが亜鉛を補給して、母乳をとおして与えるというやりかたがいいと思います。
母乳が足りずに人工栄養になる場合もあります。でも今は亜鉛を添加したミルクも多いです。
初乳だけでもがんばって飲ませるといいと思いますが、母乳が十分出ないのは仕方ないこと。お母さんは自分を責めることはありません。昔だって「もらい乳」という習慣があったのですから。

亜鉛が多く含まれる食材は「牡蠣」「しじみ」などの貝類や肉類です。
菜食主義の人、肉類をあまり食べない人は不足します。
皮膚を丈夫にするためには、ぜひともたんぱく質を!同じものばかり食べさせると遅延型アレルギーの原因になるので、いろいろな種類をローテーションするようにしてください。

発達障害と投薬

またまたしつこく、薬の話です。
発達障害の子どもさんに投薬をすることはどうなんだろう?ということを前回書きました。
フリーライターかこさんという方が「精神医療の真実 聞かせてください、あなたの体験」というブログを書いていらっしゃいます。
このブログの中で、メチルフェニデート(リタリン、コンサータの成分)の危険性や、発達障害の子どもさんが思春期に発症しやすい「二次障害」が「統合失調症」と間違えられやすく、投薬治療を始めるとひどい副作用に苦しめられるという体験談が語られています。
私は時々かこさんのブログにお邪魔して、いろいろな方の体験談を読みます。
思わず目をそらしたくなるようなひどい体験もありますし、ああよかった、とほっとする体験もあります。
投稿してくださった方々の人生が凝縮していて、いつも背筋が伸びるような思いで読ませてもらっています。

もしかしたら私と子どもも同じ体験をしたかも・・・と思いながら読むので、とても他人事とは思えません。
我が家はもう少しで精神医療に取り込まれるところを、危機一髪のところで逃れたと思います。
うちの子どもは16歳の時から「パキシル」を処方されていました。後でこの薬は17歳以上でないと処方してはいけないものだと聞いてびっくりしました。
そして、結局「パキシル」を断薬するのにどえらい思いをすることになるのです。
すったもんだの末になんとか断薬できて、子どもも本当の意味での社会復帰を果たしました。
今は職業に就いて自立しています。
時々ストレスがかかると電話をしてきて1時間くらい「ああでもない、こうでもない」と愚痴を言っていますが、そんなことなんの問題でもありません。私はありがたくって涙がでそうになります。がんばってるね、よかったねって抱きしめてあげたいくらいです。

そんな経験があるので、私は精神医療に疑いの目を向けています。
ただ、そんな話をして、薬を飲んでいる人が「じゃあ、やめた!」と言って断薬したら、それはそれは大変なことになることもよく分かっています。
断薬はとても大変なので、信頼できるお医者さんと相談しながら進めるべきだと思います。
そして、こんなにやめるのが大変な精神科の薬を、気軽に簡単に飲み始めないでほしいな、と思います。

現在は「早期発見、早期治療」ということで、乳幼児、小学生の発達に関してのスクリーニングが行われています。
発見されて、環境調整や親への指導、療育などで対応してくれればいいのですが、何かあれば「薬」となるならば、それはまずいでしょ!と思うのです。
投薬の前にできることはたくさんあります。食事を変えることもその一つです。

子どもと薬

薬というものは「救急車」。困った時、大変な時に頼りになるもの。でもしょっちゅう救急車を呼ぶことはないでしょう。
これが、私の薬に対する認識です。
だから、長期間に渡って飲む薬には注意が必要だと思っています。
たとえば、慢性の副鼻腔炎などで長期間抗生剤を飲むこと。
風邪や中耳炎などをくり返して、頻繁に抗生剤を飲むこと。
これらは、前にも書きましたが、腸内細菌叢を乱して腸内環境を悪くします。また、耐性菌を作ってしまいます。

そしてこのごろは発達の問題があると判断された子どもさんにお薬を飲ませることが多いです。
以前はリタリンというお薬が使われていたそうですが、依存性が高くて危険だということで、依存しにくいコンサータというお薬が処方されることが多いようです。
けれども、いくら依存性が低いと言っても、リタリンとコンサータは同じ種類のお薬です。
本当に大丈夫なのでしょうか?
まだ完成していない子どもの脳に影響はないのでしょうか?

私はそのことがとても気になるので、友人などにも話をします。
保育士をしている友人が言うには、「お母さんが飲ませたいって言われることもあるんだよ。今まで落ち着かなくて他の子とトラブルになったりしていると。」「薬を飲むとはっきりと効果が出るからね。うんと落ち着いてくるし、周りからもほめられるし。」
・・・・・。
昔も落ち着きのない子や乱暴な子はいたものだけど。
「でもね、現場にいると思うんだけど、程度がひどくなっているのね。小学校なんかでも大変だそうだよ。」

なぜ発達障害と判断される子どもが増えたのか。そこのところを検証した論文などはないのでしょうか?
そして、もう一つ気になることは、
「発達障害は先天的な脳の機能の障害で、治りません。療育と投薬しか方法はありません。」
という意見です。
私も昔研修で聞きにいったセミナーで大学の先生がそう言われるのを聞きました。
前に教育委員会の偉い方と話した時もそう言われました。
ほんとうにそうでしょうか?
その方は「有名な児童精神科の先生がそう書いている。」と言っていましたが、そういう本一冊読んで決めてしまうのですか?
アメリカなどでは、お医者さんや保護者も一緒になって、「このやりかたで良くなった。」とか「ほんとうにそうなのか、ちゃんと検証したのか。」などとやりあう場があるそうです。
それにくらべて、日本では・・・。

子どもへの投薬は壮大な人体実験です。そのことへの恐怖はないのでしょうか?

減薬セミナー

今日は「減薬セミナー」で聞いた話をまとめてみます。
私が行ったセミナーは新宿溝口クリニックで開いているものです。HPを見ると案内があります。
子どもが通院していた(今は卒業)ので、以前からちょくちょく通っておりました。
精神科の専門医の方のお話です。
まず、減薬の基本から。こちらは栄養療法の専門病院ですから、栄養療法のスキルを使って減薬していきます。
①血液検査のデータから体の状態を知る。
 保険で調べる検査項目よりもずいぶんたくさんの項目を調べます。これはお金もかかりますが、けちってはいけないそうです。(笑)
このデータを駆使して「原疾患に併存している病態を知る」からだそうです。
わかりやすく言うと、うつ病という診断が出たとして、その上にかぶさるように存在しているものを見つけるのです。
②データから病態を把握する。
 多くの場合、原疾患の上に「低血糖症」「鉄欠乏性貧血」「甲状腺機能の異常」などが覆いかぶさっているようです。
③病態に合わせた「食事・栄養・運動の指導」などの生活改善を行う。
 低血糖症であれば、糖質を制限していきますね。鉄欠乏は鉄の補給を。というようなアプローチをしていきます。
 栄養療法では単一の栄養素を使うことはまずないので、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養素をその方に合わせた組み合わせで処方すると思います。

これらの過程を経て体質改善を行っていくうちに、病気が改善することも多いようです。
つまり、「併存している病態」をはずしていったら、何も残らなかった、ということもあるということです。

そこで、いよいよ減薬です。
体質改善がうまくいって状態が良くなることで少しずつ薬を減らしていくそうです。
いろいろな減薬の方法があるようですが、この先生は「時間をかけて減薬するほうがいい」と言ってみえました。
タイミングは、調子が良くなった、日中の眠気が強くなった、副作用が出てきた、データの改善がみられた、などを見て決めるそうです。失敗すると揺れ戻しが激しく来て、自殺、他害のリスクもあるから、注意深く、脳に気づかれないように減らしていくといいそうです。
そして、最後は慎重に。これは私も経験があります。
行きつ戻りつ、ぐだぐだと、いつやめたのか分からない、やめたと思ったらまだ飲んでる・・ここは重要なところです。
「脳をだますんです」・・なるほど、と思いました。

薬をどうする?

この7月に始めたばかりの子育てカウンセリングルームですが、少しずつ来てくださる方がいて、嬉しいことです。
こちらの目的としては「子育て中のお母さん、幼児、小学生についての相談」ということでしたが、高校生、もっと大きい方のご相談が意外に多かったです。
そして、どうしても出てくる問題が「薬をどうするか?」ということであります。

抗精神薬、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬、コンサータなどのお薬・・・。

私自身のスタンスは「薬はいらない。栄養で改善を図りたい。」なのですが、
ご相談を受けていると、「うーん、どうしたらいいんだ」と頭を抱えることが多いです。

そこで、このごろ、「減薬セミナー」というものへ通って、遅まきながら勉強をしているところです。
私の経験は自分の子どもが多剤処方をされていたのを四苦八苦して減薬、断薬した、ということしかないですし、それも1年足らず薬を飲んだだけでしたから、離脱症状の期間も半年ほどで済みました。
栄養療法を併用しつつの減薬、断薬だったこともあると思うのですが、振り返ってみてスムーズにいったな、と思います。

けれども、長期間飲み続けている方は本当に難しい。
私の友人は10年以上うつに苦しみ、抗うつ薬をたくさん飲んでいたそうです。
お母さんが危機感を感じて、薬をやめさせようとしたとき、彼女は包丁を持ち出して「薬をよこせ!」と迫ったそうです。
「飲み始めの頃って、薬が効いて楽になった感じがするのね。それを脳が覚えているんだよね。」と話してくれた彼女は栄養療法を勉強する仲間です。
今は二人の子どもを持つやさしいお母さんです。

「薬は対症療法だからねえ。原因を知ってそれを取り除かないとだめだよねえ。」
彼女はそうも言いました。
私もそう思います。一人ひとり、顔も性格も違うように、薬への反応も違うと思います。
でも、原則は「こういう症状が出ている原因は何か」を考えないといけませんね。

どうしても、公開された場所では一般論しか語れませんが、次回ももう少し薬の話をします。

GF・CFをやってみる

さて、実際にグルテン・フリー、カゼイン・フリーをやってみましょう。
いろいろな指南書が出ているので、そういう本を見ながらやってみるのもいいでしょう。

エリカ・アンギャルさんの『グルテン・フリーダイエット』によれば、
女性は生理が始まってから7日以内が最もおすすめ、だそうです。
そういえば、生理の前は甘いものが食べたくなったり、糖質系のものが食べたくなりますね~。
グルテンは小麦粉、ライ麦などに含まれるたんぱく質です。
ですので、小麦が含まれた製品を注意深く避けることが大切です。
食パン、ベーグル、菓子パン、ケーキ、クッキーなどを避けることになります。
糖質制限とは似ているようで違いますね。米、キヌア、そば粉、きびなどはOKです。
調べてみたら、グリコから「グルテンフリーこめ粉パンのもと」というものが出ています。
パンを食べたい人はこれを使ってホームベーカリーで自分用のパンを作ればいいのです。
そこまでやるのはめんどくさい、時間が無い、という人もいると思います。
そういう人は和食にするのが一番いいですね。
ご飯を使って簡単なおかゆやおじやを朝ごはんにするといいと思います。
スープでご飯をさっと煮て、リゾット風にするのもいいですね。
ビールはグルテンが多いので控えます。小麦を使わないしょうゆもイチビキから出ています。

カゼイン・フリーの場合は「豆乳」がおすすめです。
牛乳の代わりに豆乳を使います。このごろは、豆乳ヨーグルトなどもあります。
生クリームの代わりに、植物性のクリームもあります。(ちょっと添加物が気になりますが、しょっちゅう食べなければいいでしょう。)
牛乳もいろいろな加工品に使われているので、ラベルをよく見て買い物をしましょう。

こんなふうにして、4週間くらいGF・CFをやってみます。
悩んでいた症状がどうなったか、メモを取っておくといいですね。
なんとなくだらだらとやってみても、あまり意味がないので、意識してきっちりと制限をしたほうがいいです。
期間を決めてきっちりとやることです。
何を食べると調子が悪くなるか、に気が付けば、それだけでもとても役に立ちます。

グルテン・フリー、カゼイン・フリー

テニスのプロプレイヤーのジョコビッチが書いた本『ジョコビッチの生まれかわる食事』をご存知ですか?
原因不明の体調の悪さに長年苦しんでいたジョコビッチは自分が小麦のグルテンにアレルギーが出る「セリアック病」だと知って、小麦グルテンを除去したところ、体調が劇的に良くなったという内容です。
小麦を主食とする地域には昔からグルテンアレルギーの人が多いのだそうです。
同じように、乳製品に含まれるカゼインにアレルギーが出る人も多いそうです。
日本人も給食で毎日のように牛乳を飲むためにカゼインアレルギーの人は意外に多いようです。
それに、最近では朝食にご飯という家庭よりもパンという家庭が多いと思います。
ただ、どちらも食べてすぐに症状が出るような即時型アレルギーではないため、原因が分かりにくいのです。

新宿溝口クリニックの溝口徹先生の『子どもの困ったは食事でよくなる』という本には、こんな症例が載っていました。
幼児の頃から落ち着きがなく、小学校に入学しても字の読み書きがほとんど出来ないAちゃん。友達とのコミュニケーションもうまく出来ません。偏頭痛もあり、整体に行った時に整体の先生に「牛乳をやめてみては」と言われて、やめたところ頭痛が激減しました。もしかして食べ物が関わっている?と思ったお母さんが調べて溝口クリニックを受診する、という話です。

Aちゃんの場合、カゼインアレルギーだけでなく、低血糖症やビタミンB群の不足、貧血などのミネラル不足、と様々な原因があったので、乳製品をやめればすべてOKというわけにはいかなかったのですが、グルテンとカゼインをやめてみる=グルテン・フリー、カゼイン・フリーは自分で簡単にできるし、お金がかかるわけでもないので、気がかりな症状がある方はやってみるといいのではないでしょうか?

ジュリー・マシューズという方の書いた『発達障害の子どもが変わる食事』という本の中にも、
下痢、便秘、腹痛などの腸の症状、頭痛、筋肉痛、疲労感、イライラや無気力、注意力散漫などの精神的症状、それと、特定の食べ物への極端なこだわりなどは「食物過敏」(アレルギー)のサインだと書かれています。
マシューズさんによれば自閉症の子はグルテンやカゼインを完全に分解できないため、未消化の物質が麻薬のような作用を起こすのだそうです。
そして有害な食べ物を取り除くだけで自閉症の症状が軽くなったり、今まで全く食べなかった食物を食べるようになったりするそうです。
エリカ・アンギャルさん(元 ミスユニバース・ジャパン栄養コンサルタント)によれば、日本人はGF・CF(グルテンフリー・カゼインフリー)がやりやすいそうです。もともと日本食ではあまり使われない食材だからです。
パンがないととっても困る!と思ったあなたはアレルギーがあるかも?
プロフィール

poco a poco

Author:poco a poco
加賀瀬みどりです。愛知県出身の60歳です。上田に家を建てて20年近く。高校の講師を19年間続けてきました。2015年7月より上田市内で「子育てカウンセリングルーム」を開設しました。自分の家族の体験から栄養の大切さに気づき、「栄養療法」の勉強を続けてきました。この勉強はかれこれ9年になります。今までの考え方を覆すような驚きの連続でした。勉強したことを生かして、子育てに悩むお母さんがたの手助けをしたいと思っています。

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