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たった1度のことが大変な結果を・・・

私の相談室に通っておられる方です。
子どもさんの発達の問題で悩んでおられました。
提携している「栄養療法」のクリニックに行って検査をされて、「小麦製品と乳製品を1年間は止めたほうがいいです」と言われたそうです。
麺やパンは子どもさんが大好きなもの。大変困りましたが、食事を変更して、発芽玄米に変えて、肉や魚を増やして・・。
4ヶ月ほど経って、とてもいい調子になってきました。

そんな時に、祖父母も一緒に家族旅行に出かけたそうです。
泊まったホテルで、バイキングの食事があって、みんなでわいわいと楽しく食べたそうです。
その時に、子どもさんがスパゲッティーやピザをパクパク食べているのに気がついたそうです。

みんなで楽しく食べているのに、ダメって言うのもかわいそうな気がして。
まっいいか。久しぶりだし。たまには食べてもいいだろう。

子どもさんは普段がまんしていた反動で、「おもいっきり」食べたようです。
旅行から帰って次の日。
「のどが痛い。風邪を引いたみたいだ。」と言って、学校を休んだそうです。
そして、その後、4ヶ月前の状態に戻ってしまったそうです。
キレたり、暴言もぶりかえしてしまったそうです。

本当にがっかりですね・・。
4ヶ月の努力が、1日にして崩れてしまったのですから・・。

うちの子どもも長い間「糖質制限」をしています。
ご飯は全然食べないわけではなく、玄米などを冷凍しておいて、少量を食べます。
ところが、たまに友人と遊びに行って「パフェを食べよう」なんてことになって、誘惑に負けるわけです。
甘いものは効きますね~。目が回ってまっすぐに歩けなくなるんですって。

悪影響のあるものをしばらく絶つと、再度食べた時の反動はすごいです。
特にグルテンやカゼインを止めて腸の改善をしている途中だと、「ひえー!」ということになってしまうんですね・・。

ここで、「やはり原因はこれだったか」「もう一度がんばってみよう」という客観的な判断は本人には難しいかもしれません。
周りの家族が冷静に判断してほしいものです。
「これを食べたからいけなかったね。もう一度がんばってみようね。」と言えば、「そうか、あの時つい食べてしまったからこうなったんだ。」と気が付けば、本人の自覚が深まると思うのです。
失敗は成功の元。がんばれ、がんばれ!
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小麦、乳製品を使わない生活 3

梅雨が明けていよいよ暑さ本番です。
こんな時のおやつはどんなものがいいかなあ、と思って書いてみます。

〇豆乳プリン
 豆乳125ml  植物性ホイップクリーム75ml  ラカント小さじ1  粉ゼラチン4g  水大さじ2  低糖質ラズベリージャム
① ゼラチンを水でふやかす。
② 鍋に豆乳、クリーム、ラカントを入れて弱火でかきまぜながら溶かす。沸騰直前に火を止めてゼラチンを入れて混ぜる。
③ 器に入れて冷蔵庫で冷やす。
④ ラズベリージャムは水やレモン汁などでのばして③の上に流し入れて冷やす。

わが家では、糖質制限だけだったので、乳製品(ヨーグルトや生クリーム)は適当に使いました。
カゼインフリーにするには、豆乳、豆乳ヨーグルト、ココナッツミルクなどに置き換えればいいでしょう。

〇アイスクリームいろいろ

バナナアイスクリーム
 完熟したバナナを冷凍庫で凍らせます。これをミキサーで攪拌して液体ラカントやメイプルシロップをかけていただきます。
 ブレンダーの場合はバナナを小口切にしてばらばらになるように凍らせます。
 ここに、ココナッツミルクとか豆乳ヨーグルトを入れると、また違った味わいです。

甘酒アイスクリーム
 甘酒(市販のもの)200gにココナッツミルク30g、メイプルシロップ(又はラカント液体)、塩少々を入れて、ミキサーかブレンダーで攪拌する。容器に入れて凍らせます。
 ここにココアパウダーを入れるとチョコレートアイスクリームになります。

〇寒天&果物

寒天パウダーで寒天を作ります。甘味は控えめにラカント液体などで付けます。
先日スーパーで「糖質オフの果物缶詰」を見つけたので、それを汁ごと入れました。
砂糖は控えめのようですが、エリスリトールで甘味を補充してあって、夫と「甘い!」と叫んでしまいました。寒天に甘味無くてもいいくらいでした。
ここに、メロンやスイカをいれると豪華なフルーツポンチになりますね。
糖質オフ缶詰がない時は、甘さ控えめの果物缶でやってみてください。

注意 糖質制限の必要がある人は果物、甘酒などは控えめにしてください。

暑い時期はどうしても水分が必要ですね。
スポーツドリンクは砂糖がたくさん入っていますし、果汁100%も血糖値を上げます。
基本は甘くない飲み物にすることです。
わが家ではいつも麦茶を作ってペットボトルに入れて冷蔵庫で冷やしております。
真夏になると、「水出し緑茶」を作って目先を変えます。
冷たい紅茶やコーヒーは少しならいいですが、あまり頻繁に飲まないほうがいいと思います。
緑茶もそうですが、カフェインが多いので、人によっては反応して体調が悪くなることがあります。
暑い暑い夕方には、冷やした水にレモン汁(市販のもの)を少し入れて飲むと、すっきりします。

小麦、乳製品を使わない食生活 2

小麦類を使わずに、乳製品を使わずに生活するのは、なかなか大変です。

特に発達に問題があって、グルテンフリー・カゼインフリーをしなければならない方は、グルテンやカゼインへの「中毒」があるようです。
これは『発達障害の子どもが変わる食事』(ジュリー・マシューズ著)に書かれていることです。
小麦製品と乳製品しか食べないとか、異常に好む、という場合が多いのだそうです。

そうなると、お母さんとしては「何を食べさせたらいいのか」と思い悩んで、食事の変更ができなくなる場合もあるでしょう。

グルテン・カゼインが体から抜けて、中毒症状が無くなると、他の食品を食べるようになるそうです。
体から抜ける期間は2週間~8週間くらいでしょうか。
その間をしのぐために、どんな食品を使えばいいでしょうか?
また、リーキーガット症候群があって、長期間グルテン・カゼインを止めなければいけないとなったら、どうしたらいいでしょうか?

そんなことを考えて、いろいろと代替の食品を探してみました。

〇パンについて
グルテンやカゼインをを含まないパンをさがしていたら、「TURUYAにあるよ。」と教えてもらいました。
ローカルな話題ですが、長野県の東、北部に展開するスーパーで、品揃えのセンスがとてもいいんです。
探してみたら、「グルテンフリー米粉パン」を見つけました!
新潟県で作られたもので、シンプルな材料を使ってあって、乳製品もよけいな添加物も入っていませんでした。
ただ、しっかりしたパンで、喉に詰まる・・。
ネットで探した「グリコ・グルテンフリー米粉パンミックス」。(アマゾンで買えます)
うちのパン焼き機で作ってみました。材料は米粉パンミックス、水、バター(これをオリーブオイルに替える)、イースト、塩、砂糖。
ふくらみはさすがに良くないけど、ふわふわしていておいしい。
これもネットの「チームアレルギー.com」で見つけたのは、パン用の米粉「ミズホチカラ」、「白神こだま酵母」、「タピオカ粉」。
パン作りの名人の友人に頼んで作ってもらったら、合格点のおいしさと膨らみでした!
注意点・・米粉パンは十分に代替品になりうると思いますが、「低血糖症」などの血糖値不安定がある場合は、大量に食べないようにしてください。

〇麺類について
最近では、こんにゃくを原料にした、「糖質ゼロの麺」がいろいろ出ています。
いちばんおいしかったのが、群馬県、コンニャクパークで売られている「こんにゃく麺」でした。
ラーメンだとちょっと物足りないかな。味が絡まないせいか。冷やし中華だと、さらりとした舌触りで良かったです。
米粉のうどんも、上田の街中にある健康食品のお店で見つけました。
ベトナムなどで食べられている「フォー」という麺も米粉で作られています。
注意点・・パンと同じく、糖質が高い米粉製品は、低血糖症の場合、注意が必要です。こんにゃく製品は大丈夫ですね。
追記 ネットで探していたら、「ソイドル」という麺を見つけました。大豆の粉で作った麺らしいです。豆乳でおなじみのマルサンが作っています。試してみたいと思っているのですが、ネットでまとめ買いする必要があるらしく、ただいま思案中・・。

〇調味料
味噌はたまに小麦が入っていることがあるので、必ず「大豆、塩、麹」だけでできたものを選びましょう。
醤油はなかなか難しいです。たまりしょうゆでも見てみると「小麦」と書いてあったりします。
発酵しているので大丈夫だ、という説と、いやだめだ、という説があります。
グルテン除去を指示された方はは、小麦入りは止めたおいたほうがいいと思います。
代替品としては、ナンプラー、しょっつるなどの魚醤を使う。
イチビキで作っている「グルテンフリー醤油」を使う。
この他には、「米しょうゆ」「そら豆しょうゆ」などがネットで見つかりました。
近くのイオン系スーパーで「大豆、小麦を使わないごましょうゆ」を見つけました。胡麻、粟、稗、黍を使った雑穀しょうゆだそうです。

最近すっかり流行りものになった「糖質オフ」。ライザップのシリーズもあるそうです(^-^)/。
グルテン・カゼインフリー製品も少しずつ増えている気がします。
スーパーへ行ったらアンテナを立てて、探してみてください。
「おおっ!という食品に出会うかもしれません。


小麦・乳製品を使わない食生活 1

最近、グルテンフリー・カゼインフリーの食材を研究しています。
(ついでにアトピー・アレルギーのカテゴリと発達障害のカテゴリをを読んでいただくとありがたいです。)

小麦などに含まれるたんぱく質であるグルテンと乳製品に含まれるたんぱく質カゼイン。
これらが未消化なまま腸の粘膜から吸収されることで、脳に悪影響を与えて、発達障害と言われるような症状を引き起こします。

私の相談室から医療機関にご紹介した方が、「検査をしてもらったら、小麦製品と乳製品と卵がダメと言われたんです。何を食べたらいいんでしょう?」と相談に見えました。
「その上低血糖症もあるので、糖質も減らすように言われました。」とのことで、なかなか難易度の高い問題でした。

以前からお話を聞いていたので、食事の傾向は分かっています。パン、麺類、白いご飯(玄米は苦手)、牛乳、ヨーグルト、チーズ大好き。白いご飯に生卵をかけるのも大好き。
そうです。好きでいつも食べているものが体に悪いんですね・・。

子どもさんは「好きなものが食べられない」というので荒れる。どうしたらいいのか分からない・・。

とりあえず、食べられるものをピックアップして、そこから献立を組み立てることにしました。
朝食・・発芽玄米ご飯、味噌汁、肉、焼き魚、納豆
お昼・・発芽玄米ご飯、肉(鶏肉、豚肉、牛肉のローテーション)、野菜
夕食・・発芽玄米ご飯、魚、肉を主にした献立

とても困っていたお母さんでしたが、よくがんばりました。
次にお会いしたときは、「ご飯の量が以前の半分になりました。今は朝から焼肉作ってます。」とのこと。
子どもさんがあまり偏食がなかったことも良かったと思います。
そして、子どもさんの困った症状が少しずつ改善していることが励みになりました。

それでも、時々「ああ、パンが食べたい」とか「ラーメン食べたい」とぼやいているそうです。
グルテンとカゼインは一定期間きちんと止めないと、また症状がぶりかえします。
たまの楽しみとして、グルテンフリーの食材があるといいなあ、と思って、いろいろ調べてみました。

あった、あった。即時型アレルギーの子どもさんのための料理本をいろいろ見つけました。
『子どもが喜ぶ 食物アレルギーレシピ100』
『卵、牛乳、小麦粉を使わない 毎日のあんしんメニュー』
『家族みんなを元気にする グルテンフリーレシピ』

遅延型アレルギーははっきりした因果関係が見えにくいですが、即時型アレルギーの場合はすぐに激しい症状が出るので、こちらも大変だなあ、としみじみ思いました。
かぼちゃと米粉で作った、うすやき卵もどき。すごいですね~!ケチャップライスをくるんでオムライスもどきです。
こんなふうなアイデア料理がいっぱいありました。

ただ、仕事を持っているお母さんや、料理が苦手なお母さんは大変だろうな、とも思いました。

ひとりひとり、アレルギー食材が違うので、最終的には自分で作るのが一番いいのでしょうが、少しでも負担を減らせるような食品があるといいなあ、とただ今研究中です。
次回は「こんなもの使ってみた。こんなもの作ってみた。」を書いてみますね。

双極性障害と栄養不足

双極性障害は「躁うつ病」などとも言われて、躁状態と鬱状態を交互に繰り返す病気と言われています。

有名な人では、作家の北杜夫さんがいます。躁と鬱とをそれぞれ何ヶ月かに渡って繰り返しました。
北さんは躁になると、自分は天才だ、なんでもできる、という万能感に支配されて、事業を起こしたり、株や投資に手をだしたり。
睡眠時間が少なくても平気になって、電話を掛けまくったり、活動的になって走り回ったりしたそうです。
そのうち、いろいろなことがうまく行かなくなってきて、借金を重ねたりして、家族が「これは変だ」と気づきます。
トラブルが頻発してにっちもさっちもいかなくなったころに、突然ドーンと落ち込みが始まります。

こういう躁うつ病は遺伝的な要素が強いようで、お父さんやお母さん、兄弟にも似た傾向があったりします。

これとは別に、うつ病で長く抗うつ薬を飲んでいた人が、実は双極性障害だった、ということが分かって、躁鬱病の薬を飲む、というケースが頻発したことがありました。(今もあるようです)
これはどうやら、「本当のうつ病ではなく」、「長い間抗うつ薬を飲んでも治らず」、「薬の副作用で上がったり下がったりする」のを「これは実は双極性障害だったのだ」ということで、「また新たな投薬が始まる」というエンドレスの恐怖の始まりのようです。

つまり、もしかしたら違う原因でうつ状態になっていたのかもしれないのに(うつ病と栄養不足を読んでください)、とりあえずの投薬で精神病になってしまったのかもしれません。

私がお会いした中では、だんだんと荒っぽい言動が増えてきて、ある日「躁転」して大騒ぎが始まる、という方がいました。

ともかく栄養療法を行っている病院を紹介して、不足している栄養素(ビタミンB、C、鉄、亜鉛など)を補って、食事も変えていただきました。
頻繁に食べていた、麺類やパン、パスタなどを止めて、たんぱく質をしっかり摂っていただきました。
甘いコーヒーやお菓子が大好きということでしたが、それも止めていただきました。
その後1年近くになりますが、躁転は起こっていないそうです。
精神科の薬もだんだん減っているそうです。

遺伝性の躁うつ病が同じようなやり方で改善するかどうかは、やってみたことがないので、なんとも言えません。
ただ、感情の起伏が少なくなるだろう、ということは予想できます。
血糖値の安定は感情の安定と深く関わっているからです。

一番やっかいだ、と思うのは抗うつ薬で起こった症状だと思います。
こんなことを書くと「では薬を止めよう」と思う方がいるでしょうが、精神病薬を減、断薬するのは非常に難しいことです。
(「薬」というカテゴリもお読みください。)
ネットで調べると、様々な体験談が出ておりますが、自分と人とは違う、ということを忘れないでください。
様々な方法を併用しつつ、慎重に、時間をかけて、あきらめずに続けてください。
ということしか、今の私には言えません。

それにしても、原因にアプローチすることなく薬で症状を押さえ込んで、それでよしとしている現状に、私は違和感と不信感を持っています。
薬が病気を作る。それってどうよ!(*`ω´*)


プロフィール

poco a poco

Author:poco a poco
加賀瀬みどりです。愛知県出身の60歳です。上田に家を建てて20年近く。高校の講師を19年間続けてきました。2015年7月より上田市内で「子育てカウンセリングルーム」を開設しました。自分の家族の体験から栄養の大切さに気づき、「栄養療法」の勉強を続けてきました。この勉強はかれこれ9年になります。今までの考え方を覆すような驚きの連続でした。勉強したことを生かして、子育てに悩むお母さんがたの手助けをしたいと思っています。

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