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副腎疲労 その4

副腎疲労の治し方、なかなか先に進めませんが、お許しください。

副腎疲労は食事や生活習慣が関わって起こる病気だそうです。
まずは、NGな食習慣から。

①忙しい時にお腹がすいたらパンを食べること。
おお、よくあることですね。これの何がいけないかというと、そう・・・グルテンです。
小麦粉に含まれているたんぱく質、グルテンがリーキーガットやSIBOを悪化させるからです。
(アトピー・アレルギーのカテゴリも併せてお読みください。)
パンだけでなく、焼き菓子、スナック菓子、中華麺、うどん、てんぷらの衣、ビールもそうです。小麦粉はいろんなものに使われていますので、注意深く避ける必要があります。

②ランチの定番はパスタとコーヒー
パスタはグルテンを含みます。それとは別にコーヒーに含まれるカフェインは、副腎を刺激してコルチゾールを分泌させます。一見いいように見えますが、実は副腎にとっては無理やり働かされているようなもの。疲労がひどくなってしまいます。
だから、パスタとコーヒーは二重に副腎を疲れさせます。
コーヒーはいきなり止めるのではなく、回数を減らしたり、薄くしたりして少しずつ減らすのがいいそうです。
コーヒー以外にも栄養ドリンクや紅茶、緑茶にもカフェインが含まれています。

③三度の食事に白いご飯はかかさない。
小麦がダメでも日本人には米がある。とはいっても白いごはんは糖質が高い上に血糖値を上げやすいので、コルチゾールの無駄遣いを起こします。(低血糖症のカテゴリも併せてお読みください)その上に、糖質はカンジタ菌の大好物です。
主食とは言っても、治療のためには主食を食べないやり方がベストなのです。そう、糖質制限です。

④ヨーグルトと牛乳は毎日摂る。
乳製品に含まれるカゼインもグルテンと同様に、遅延型フードアレルギーを起こしやすい食材です。摂り方には注意が必要です。

⑤太りたくないので油は摂らない。
副腎のケアのためには悪い油を避けていい油をしっかり摂ることが重要です。
そもそも、コルチゾールは脂肪の一種であるコレステロールから出来ているのです。脂質を摂らないとコルチゾールを作ることができません。いい油とは、オメガ3系の油です。

⑥魚を食べない。または大きな魚を食べて小さい魚を食べない。
魚の油はオメガ3系のいい油です。EPAやDHAがそれですね。これらは代謝を促進し、腸の炎症を抑える働きがあります。ただし、まぐろなどの大きい魚には水銀などの重金属が蓄積しやすいので、ふだんはいわしやあじ、さば、さんまなどを食べて、まぐろの刺身などはたまの楽しみにしましょう。

⑦菜食主義を実践して、肉や魚を食べない。
本間先生によれば、日本人がベジタリアンになる必要はなく、むしろ危険があるそうです。遺伝子検査をしていると、日本人にはビタミンB12や葉酸などの吸収障害のある人がとても多く、そういう人が菜食をすると健康を害する場合があるそうです。

⑧ファストフードやコンビニのお惣菜、カット野菜をよく食べること。
加工されすぎたものは栄養素の損失も大きいそうです。野菜を食べているつもりでも、実はそれほど栄養のないものなのかもしれません。

⑨ドライフルーツをよく食べる。
健康的に見えるドライフルーツですが、糖分が高く、血糖値を上げやすいのです。間食として食べ過ぎないほうがいいです。

⑩減塩を心がけている。
副腎疲労の人は低血圧の人が多い上に、塩分の再吸収がうまくいかない場合があります。積極的に摂らないとナトリウム不足になるそうです。そんな時に重宝するのが「梅干し」。また、副腎疲労の方は5月~6月頃に塩分が必要になるのだそうで、外出時に塩や梅干しを持っていくといいそうです。
塩はミネラル豊富な天然塩を。梅干しも添加物や砂糖などを使わないものを選びます。

⑪晩酌を欠かさない。特にビールが好き。
たまに飲むのならいいのですが、毎日お酒を飲むと神経に炎症が起こって、それを抑えようとコルチゾールが使われてしまうそう。日本酒もそうですが、ビールも糖質が高くて血糖値を上げやすいお酒です。糖質ゼロのお酒もあまりよくないそうです。
お酒はたまの楽しみにしてほしいですね。

ここまでが「やってはいけない食習慣」です。
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副腎疲労 その3

本間先生の本によれば、副腎疲労の患者さんはほとんどの方が腸にトラブルを抱えているのだそうです。

ですので、まず最初に「腸」を整えることから始めるのだそうです。

副腎疲労を患う方はほぼ100%腸に炎症を起こしている!

腸の炎症こそが、コルチゾールを無駄遣いさせてしまう大泥棒なんですね。本の中のたとえが面白いので引用させていただきます。

「人間は免疫機能があるので、好ましくないカビや細菌を見つけるとやっつけようとして攻撃を仕掛けます。この時の攻撃によって、腸の壁にある粘膜も一緒に壊されてしまいます。ちょうど、ウルトラマンが怪獣をやっつけようと戦うと、周りの民家やビルが壊されます。あれと同じことで、正義の味方が悪者を倒すために、無関係のものがとばっちりを受けてしまうわけです。」

そして、この場合にケアすべきは大腸よりも小腸です。
なぜなら小腸でしっかり栄養を吸収できないと、副腎の改善もできないからです。
最近、食事をすると胃ではなく腸がぽっこり膨らんでお腹が突き出たように見える方が多いそうです。
それは小腸での吸収が悪くて、大腸に栄養素が流れ込むために、大腸にいる菌たちが「わーい」とそれを食べてガスを発生するからだそうです。
こういう方が「腸のケアをしよう」と思って、ヨーグルトや食物繊維を食べると、逆効果になってよけいに調子が悪くなったりするそうです。

リーキーガット症候群。このブログでも何回か取り上げました。
カンジタ菌という菌が大腸だけでなく小腸にも増殖して腸の壁がぼろぼろになった状態のことですね。
アメリカではスイーツの好きな人に「あなたはカンジタに操られている」と言うそうです。カンジタ菌は甘いものや炭水化物が大好きで、お腹にカンジタが多い人はそういうものを欲するそうですよ。怖いですね・・!
リーキーガットになると、傷ついた腸粘膜や腸壁の炎症を抑えるためにコルチゾールが使われ、また腸から漏れ出した異物を免疫が攻撃するのにもコルチゾールが使われるので、大変なことになるそうです。

リーキーガットが引き起こす症状は大変多くて、関節炎、ぜんそく、湿疹、皮膚炎、食物アレルギー、子どもの発達障害、記名力障害(新しく経験したことが覚えられない)などがあるそうです。
リーキーガットの予防、改善には①カンジタの餌になる糖質、炭水化物を制限して兵糧攻めにする。ことと、②腸の粘膜を修復する油を摂る。というやりかたがあるそうです。

SIBO(小腸内細菌増殖症)。もともと無菌状態に近い小腸に様々な菌が増殖して、粘膜を傷つけたりぜん動運動を邪魔したりするのだそうです。
これは大腸で異常に増殖した菌たちが、小腸にまで入り込んでしまって起こるのだそうです。
症状として、お腹が張る、痛みが起こる、便秘や下痢、逆流性食道炎、胸焼け、などです。過敏性腸症候群という病気は日本でも増えていますが、この病気の人の60%がSIBOではないか、と言われています。

また、腸にトラブルがあると、たんぱく質をきちんと消化吸収できなくて、脂質と炭水化物だけを吸収するので、太りやすくなるそうです。さらにアミノ酸不足で「うつ症状」や「不眠」になるのです。

腸のケアはまず取り組むべきこと。いくら高価なサプリメントを摂っても、吸収できなければ意味がないそうです。

腸のお話をしていたら、具体的な食生活まで行けませんでした。(汗)
すいません。次回は必ず!

副腎疲労  その2

前回、副腎疲労は万病の元である、という考え方が欧米で広まっているということを書きました。
副腎疲労に一番関わりの深いものは「コルチゾール」という、副腎から分泌されるホルモンです。
ただ、ホルモン達は単独で働いているわけではなく、複数のホルモンが複雑につながりあってネットワークを作っているのだそうです。
そして、その中心にあるのが「副腎」なのです。

アメリカのアンチエイジング医学会では、様々な病気や症状を診察する時に「副腎が疲労していないか」を疑ってみるのだそうです。
そして、
 甲状腺の疾患
 女性ホルモンの機能低下
 男性ホルモンの機能低下
 デトックス機能の低下
 糖尿病と高血圧
 自閉症
 脳神経系の疾患
 目と耳の病気
 感染症
 腫瘍の治療
これらの病気の治療をする時には「副腎疲労のチェック」を必ずするのだそうです。
なぜかというと、副腎が疲労した状態のまま治療をすると、治療によるストレスに対抗するためのコルチゾールが充分に出ないため、患者さんの体が負けてしまうのだそうです。

次に副腎疲労の主な症状を書いてみます。

①うつ症状、疲労感
 コルチゾールをはじめとした、ストレスに対抗するホルモンが充分でなくなると、「朝起きられない」「やる気の無い無気力な状態」になります。うつ病と言われている患者さんの中にも相当数の「副腎疲労によるうつ症状」の方がいるのではないか、と書かれています。
②不眠症(睡眠障害)
 コルチゾールは正常に分泌されている時は朝の量が多く、時間とともに減っていきます。しかし副腎疲労になると朝の量が少なく一日中低レベルになります。そのまま夜になると昼間休んでいた副腎が少し元気になって活動します。そのためにおだやかな睡眠ができなくなります。
アレルギー性疾患(鼻炎、花粉症、気管支ぜんそく)
 さまざまなアレルギーによる炎症にもコルチゾールが働きます。ところが副腎疲労の場合は、もう余力がなくなってしまいます。そのために花粉症などの炎症を放置してしまうことで症状が現れます。
自己免疫疾患(橋本病、バセドウ病、関節リュウマチ)
 自己免疫疾患は免疫系が自分自身の細胞や組織に反応して攻撃してしまう病気です。免疫系のバランスを整える役割も、コルチゾールが果たしているので、副腎が疲れると自己免疫疾患が起こりやすくなります。
性欲低下、更年期の重症化
 コルチゾールを作る材料は脂肪酸からできるコレステロールです。副腎が健康な時はコルチゾールからDHEAというホルモンを作り、それから男性ホルモンが作られる、というルートがあります。男性ホルモンは男女ともに(量は違いますが)作られていて、性欲に影響を与えます。副腎が疲労して余裕がなくなると、男性ホルモンが作られなくなって、性欲が低下します。また、女性ホルモンも男性ホルモンから作られるため、閉経して卵巣機能が落ちると卵巣で作られていた女性ホルモンが激減して、それをフォローするはずのコルチゾールルートの女性ホルモンも作られなくなると、更年期が重くなってしまいます。
⑥糖尿病や高血圧
 甘いものを食べると幸せを感じます。それは甘いものを食べて血糖値が上がる時、「セロトニン」という幸せホルモンが出るからです。副腎疲労の人は、この小さな幸せ感を求めて甘いものや炭水化物に依存しがちになります。また、コルチゾールは血糖値を上げるように働くため、常に血糖値の高い状態になります。そのため動脈硬化が進み、高血圧になっていきます。
⑦がん
 コルチゾール→DHEA→男性ホルモン→女性ホルモンというルートの話をしましたが、女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の二つがあって、そのバランスを取ることが重要です。プロゲステロンはコルチゾールが足りないと、コルチゾールに変化して不足を補います。副腎疲労の特に女性は、プロゲステロンが足りなくなりがちです。エストロゲン優位になると乳がんなどのがん細胞が出来やすくなります。また、PMS(月経前症候群)が悪化しやすくなります。
⑧子どもの副腎疲労
 ストレスの多い現代社会。子どもの副腎疲労も増えています。本間先生によれば、原因は食生活と育て方、だそうです。これについては後で詳しく書きますね。ともあれ、元気の塊であるべき子どもが「疲れて動けない」「朝起きられない」という時には「副腎の疲労」を疑ってほしい、ということです。

次回は具体的な副腎ケアの方法をまとめてみたいと思います。
 

副腎疲労 その1

副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)について何回かに分けて書いてみましょう。

朝がつらくて起きられない。
寝ても寝ても疲れが取れない。
思考力や集中力が低下して、頭がボーッとする。
いつも虚無感がある。抗うつ剤を飲んでも効かない。
塩辛いものや甘いものがむしょうに食べたい。

こんな症状に苦しんでいる人は多いのではないでしょうか?

自分で治す副腎疲労』の著者の、本間隆介先生は中学生の頃からこのような症状に苦しめられていたそうです。
病名も原因も分からず、朝起きられないし学校へも行けない、という状態になってしまったそうです。
あまりに起きられないので、お母さんにタバスコを口にたらされて起こされた、という笑い事ではないできごともあったそうです。
それでも医学部に入った先生は医師になってからますます症状が悪化して、とうとう寝たきりになってしまったそうです。
「アドレナル・ファティーグ」という言葉を知り、アメリカに渡って治療を受けて、ゆっくりと症状が改善していったそうです。

本間先生によれば、欧米では副腎疲労は「万病の元」と言われて、広く知られた病気だそうです。
残念ながら日本ではほとんど知られていないため、「怠け者」と言われたり、精神的に弱いと見られたり、「うつ病」と診断されて薬漬けになったり、という場合が多いようです。

この症状は腎臓の上に付いている「副腎」という臓器が疲労してしまうことで起こります。
そして、治すためには、食事やいろいろな生活習慣を改善することがポイントになるのだそうです。
副腎はストレスから体を守るためのホルモンを出します。
ストレスフルな現代社会。そして副腎に良くない生活習慣。それから、「副腎の強さには個人差がある」ということ。

こういったことが、多くの人に知られて「ああ、この不調は副腎疲労ですね」を直ぐに分かるようになってほしいものです。

K太くんに起こったこと

久しぶりに昔のことを書きます。

もう10年くらい前のこと。高校で教えたK太くんのことです。
彼はいつ授業に行っても机に顔を伏せているので、9月になるまで彼の顔を見たことがないほどでした。
授業が終わるとさっと居なくなってしまいます。
いったいどういう子かしら?と思っておりました。
彼と話をするようになったのは、たまたま担任の先生のところに行ったら彼がいたからでした。

担任の先生は新卒の若い男性で、周囲からは「頼りない」と思われていましたが、生徒の気持ちを分かろうと一生懸命に努力をしている人でした。
K太くんはいつも体調が悪くて、我慢できないくらいひどい時は担任の先生の机の横に椅子を並べて、そこに寝ていました。
授業中いつも机に伏せていたのも、吐き気がひどくてそうするしかなかったそうなのです。

体調が多少ましな時の彼は、明るくて素直な高校生でした。
私はびっくりしました。それから彼と(調子のいい時に)話をするようになりました。

K太くんの話によると・・・
もともと勉強が好きではなくて、サッカー三昧の中学校生活を送った。
結果、希望の高校に入れず、うちの学校に来た。
「都落ち」なんて言葉がありますが、ここらでは「橋を渡る」といいます。
橋の向こうとこっちでは高校のレベルが違うそうで・・・。
それが相当ショックだった彼は、入学と同時に猛勉強を始めました。
3年後、いい大学に行ってみせる!と思ったそうです。

睡眠時間を削って勉強するうちに、彼の体に異変が起こります。
激しいめまい、吐き気でいてもたってもいられなくなります。
がまんできずに学校を抜け出して、道路わきの植え込みでげえげえやっていたら、不審者と間違えられて警察に補導されたこともあったそうです。

担任の先生は彼のわけの分からない状況を、ともかくそのまま受け止めて、「苦しい時はおれのところに来い」と言ってくれました。
そのおかげで1年生、2年生はやっとのことで進級できました。
3年生の時に私が国語を受け持ちました。
ちょうどその頃、私も子どもの病気を機に「低血糖症」の勉強を始めたばかりでした。

K太くんに低血糖症のことと、糖質制限のことを話してみました。
半信半疑ながらも、彼は食生活を変えてくれました。
(パンとパスタが大好きだったそうです。)
3年生の年の暮れ、受験はもう間近に迫っていました。

年が明けて1月にセンター試験、2月頃から大学の一般試験が始まります。
なんと彼は新幹線に乗って東京まで受験に行くことができました。
今まではめまいと吐き気で電車で長野市まで行くことさえできなかったのに。
自転車さえうまく乗れずに、川に落ちそうになったりしていたのに。

残念ながら、希望の大学には落ちてしまい、彼は宅浪の道を選びました。
時々学校に現れて様子を聞かせてくれました。
体調は「いまいち」だそうでした。

私が習ったばかりの「血液検査結果の読み方」を教えたら、面白がって、このあたりでは評判のいいS総合病院に行って、検査をしてもらいました。
そこで、なんと「甲状腺機能低下症」という診断が出たそうです。
お医者さんは「ちょっと低いだけだ」と言われたそうですが、彼はねばって薬を出してもらったそうです。
そしたら、いまいちの体調がとても良くなった!ととても喜んでいました。

そうか!甲状腺か!と私もびっくり。納得しました。
「髪の毛がごっそり抜けるんですよ。おかしいですよね。」と彼が以前から言っていたからです。

低血糖症は様々なホルモンに関わる病気を引き起こすようです。
というか、その人の弱い部分にひずみがでる、ということでしょう。
やはり、その時には薬を飲んで治療することが重要になります。

自分で自分の病気の原因を見つけたK太くん。
大学に行ってやりたいことを見つけてくれたかなあ。
今も心に残っている生徒です。

不登校・引きこもり

週末にちょっと遠くまで出掛けて、ご相談を受けてきました。

小学校3年生くらいから不登校になった子どもさん(男性)です。
今30歳とのことで、なんと20年になるそうです。

「小学校は3年生の途中から学校へ行かなかった。中学校は3日くらい行ったかな?
それでも校長先生が卒業させてくれて。高校は通信制にしたけれど、結局行かなかった。」

数年前から、近所のコンビニでアルバイトができるようになったそうです。
「夜中の仕事で、自分の生活リズムに合っているから。」
昼は寝ていて、夜になると起きてくるので、この仕事がまあまあ合っているそうです。

困っているのは、昔からアトピーがひどくて、周期的に悪化すること。
痒くて寝られないし、手がひびわれると仕事に支障がでるそうです。

うーん、アトピーが出るってことは・・・どんな食事をしていますか?

「白いご飯が大好きです。肉などは食べるけれど野菜は全くだめ。あと、カップ麺が大好き。」

ああ、やっぱり、栄養欠損ありそうですね・・・。

「小さい頃から形のある野菜は全部箸で拾いだしていました。食べないといけない状況になって、無理に食べると「おえー」と吐いてしまうんです。そこまでして食べさせるのもかわいそうで。」

「特にいじめとかがあったわけではなく、なんとなく引きこもってしまいました。小学校の頃は近所の友達が遊びにきてくれて、一緒にゲームをしたりしていました。」

「彼自身はとてもやさしい子で、病気の祖母が同居していた頃は、いろいろと世話をしてくれたし、面白い話題を見つけては、おばあちゃんを笑わせてくれました。」

ご両親もとてもやさしい方々で、彼の気持ちを尊重して、学校に行かないからと叱ったりすることはなかったそうです。
でも、20年経ってご両親も年を取られました。
お父さんは難しい病気になられました。
自分たちがいなくなった後、この子はどうして生きていけばいいのだろう。

そして、ご本人も(ほとんど意思表示をしませんでしたが)これではいけない、と思っていることは感じ取れました。

日本中でこんなご家族はきっとたくさんいらっしゃるのではないかなあ。
とてもやさしい、地域の中でもきちんと生活している、普通の方々です。

私は「あなたがたの育て方が悪い」なんて、絶対に思いません。
無理やり引っ張り出すような人たちにとても同調できません。

まず、アトピーをなんとかしてみませんか?
アトピーが良くなると、生活の質が上がりますよね。

栄養療法の皮膚科のお医者さんを紹介してきました。

それと平行して食事の改善を、ゆっくりとやっていこうということになりました。
20年続けてきた生活ですから、変わることはとても難しいと思います。
だれしもそうですよね。長年の習慣を変えるのは本当に難しい。

でも、私が呼ばれたのは「変わりたい」という思いがあったから。

少しずつ、少しずつ進んでいければいいのです。



プロフィール

poco a poco

Author:poco a poco
加賀瀬みどりです。愛知県出身の60歳です。上田に家を建てて20年近く。高校の講師を19年間続けてきました。2015年7月より上田市内で「子育てカウンセリングルーム」を開設しました。自分の家族の体験から栄養の大切さに気づき、「栄養療法」の勉強を続けてきました。この勉強はかれこれ9年になります。今までの考え方を覆すような驚きの連続でした。勉強したことを生かして、子育てに悩むお母さんがたの手助けをしたいと思っています。

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