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グルタミン酸ナトリウム その後のこと

前にグルタミン酸ナトリウムのことを書きました。
アミノ酸の一種で、うまみ調味料として使われています。
添加物としてのの表示は他のアミノ酸も含まれているので、「アミノ酸等」と表示されることを書きました。

先日、生協の学習会でトマトケチャップやソースなどの調味料を作っている会社の方をお招きして、お話を聞きました。

その会社は生協と提携して「国産材料」「化学調味料不使用」「遺伝子組み換え食品不使用」という製品を作って、提供しています。

こういう縛りの中で製品を作るのは大変ご苦労なことだと思います。
多分ぶつぶつ言いながらも、それを苦労してクリアしていくことにやりがいも感じているのだろうな、と思いました。

国産材料のトマトなどは、組合員が交代で収穫作業までするという徹底ぶりで、「組合員恐るべし」と、ヘタレな組合員の私は感心しました。

質問タイムがあったので、せっかくだからと思って、「どうして食品業界はこんなに化学調味料を使うんですかね?」と聞いてみました。
その返答です。
そもそも化学調味料は安い材料でそこそこの味を出すために使われたもので、貧しい時代のものだと思う。
ただ、バブルがはじけてから、少しでも値段を安く抑えないといけない状況があったことと、消費者が化学調味料が入っていないと満足しなくなったことが背景にあると思う。
とのことです。

どうも私がした質問は愚問だったのかな、と思いました。
生産者も消費者も望んでいるから、こんなにも様々な食品に入っているということなんですね。
当然、外食などには必ず入っているわけです。
おいしい、と思う味を家庭で再現しようとすれば、化学調味料がなくてはならない、となるのです。

〇〇の素が生まれてからずいぶん長い年月が経ちました。
私たちの舌はそれにすっかり慣らされてしまっています。

ただ、前にも書いたように、食べると悪影響がある人がいる、ということに気づいてほしいです。
もう少し「化学調味料不使用」の製品が増えてほしいな、と思う今日この頃です。

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起立性調節障害という病気

5月24日の朝日新聞の生活面に「朝起きられない・・・病気かも」というタイトルで起立性調節障害の記事が載りました。

「体調が悪くて朝起きられず、学校に行けないーー、そんな子どもは「起立性調節障害」(OD)かもしれません。」
という書き出しの記事でした。

主な症状としては

立ちくらみやめまいを起こしやすい。
立っていると気持ちが悪くなる。ひどくなると倒れる。
入浴時や嫌なことを見聞きしたとき、気持ちが悪くなる。
少し動くと動悸や息切れがする。
朝、なかなか起きられず午前中調子が悪い。
顔色が青白い。
食欲不振。
おへその周囲の痛みが時々ある。
倦怠感がある。疲れやすい。
頭痛。

乗り物に酔いやすい。

といったものです。

国立成育医療研究センターの永井先生によると、

「立ち上がった時に重力で血液が下半身に移動して脳への血流が低下するのを自律神経の働きで戻すことで、血圧は保たれている。ODは自律神経がうまく働かず、様々な症状が出る。春から夏にかけて気温が上がると血管が拡張しやすくなって、症状が強くなる。・・・適切な治療を受ければ、軽症なら数ヶ月で改善するが、重症なら症状は年単位にわたって続き、成人になっても残る人がいる。」

そして
「午前中は体調が悪くても午後には改善するので、周囲から「怠けている」と思われて適切な治療につながらないケースもある。体の病気として理解することが大切で、「気持ちの問題」と言われると、治療が遅れてしまう。」

と書かれていました。

こういった症状に悩む子どもはたくさんいます。
以前勤めていた高校でも、必ず学年に何人かいました。
大体、中学校の2、3年生から始まって高校まで続いている子が多かったですね。

私が面談した子も、「冬は具合が良くなって、暑くなってくると調子が悪くなる。」と言っていました。

その子は病気として治療を受けていました。血圧を上げる薬や胃薬など、症状に合わせて本当にたくさんの薬を飲んでいました。

その一方で、「朝から夕方まで具合が悪いので、何も食べられない。晩ご飯の時にプリンを1個食べるのがやっとです。」ということについては、お医者さんは何も言わないらしいのです。

育ち盛りの子どもが1日にプリン1個ではまずいのではないでしょうか?

少しでも栄養が取れるように、と食事の工夫についてお話をして、その上で、このままでは単位が切れてしまうので、栄養療法をしてみませんか?と提携している医院を紹介したのですが・・・

お母さんは「そうですね、やってみようかな。」
すると、子どもさんがぽつりと「また、飲む薬が増えるよね。」

それで、二人ともしゅんとなってしまって・・・結局受診に至りませんでした。

担任の先生が言うには

家庭訪問に行くと、必ず甘いお菓子が出ます。
妹がいるのですが、異常なほど太っていて、家庭の食生活に問題がある気がします。


症状や食生活から見ると、この子は「低栄養」と「副腎疲労」が重なり合っている気がしました。

起立性調節障害が「病気」として診断されることはありがたいことだと思います。
しかし、原因を見ることなしに投薬ばかりが増えていく現状は、困ったことだと思います。





変化のきざし?

昨年の暮れに伺ったお宅から久しぶりに電話がありました。

子どもさんが長い間引きこもっておられるお宅です。

引きこもる、と言っても自分の生活時間に合わせて「夜のバイト」をしているので、正確にはひきこもりとは言えませんね。

お話を聞いた時に、ひどい偏食と共にアトピーに悩んでいるということだったので、アトピー改善のための栄養素の説明をして、後日サプリメントを送らせていただきました。

味覚が敏感なので、飲めるかどうか分からないな、と思っていたのですが、我慢して飲んでくれたようです。

掃除をしない自室に寝起きしていたので、お父さんの寝室に移ったそうです。
お父さんとは生活時間が反対なので、お互い無理なく同じ寝室が使えたそうです。(笑)

それもあってか、サプリが効いたか分かりませんが、アトピーの症状が軽くなったそうです。
背中を引っかいて血が出ていたのが、掻かなくなってきれいになったそうです。

それで、お母さんから「サプリを多めに送ってください。」という電話が来たのです。

アトピーなどの炎症があると、副腎が疲労します。(副腎疲労のカテゴリをお読みください。)

炎症を抑えたり、ストレスに耐えるための「コルチゾール」というホルモンがたくさん使われてしまうからです。

引きこもりやうつ、不登校といった方でアトピー持ちの方は副腎疲労を疑います。
本来ストレスに対抗するべきコルチゾールが不足すると、ストレスに弱くなる、朝に弱くなる、活力が無くなる
という状態になります。

こういう時のサプリメントは、ビタミンB複合体、亜鉛やマグネシウムなどのミネラル、コルチゾール産生の時に必要なビタミンCなどを考えます。
選択は食生活や生活習慣によっても変わってきます。たんぱく質が足りなければプロテインなどで。貧血があれば鉄剤を加えます。

また、腸内環境が乱れていそうだな、と感じたら、乳酸菌のサプリメントなども必要になるかもしれません。

今回の電話で、わずかですが変化のきざしを感じました。
少しずつ、慌てず、焦らず、進んでいってほしいです。

グルタミン酸ナトリウムの話

今まで勤めていたところを辞めて、時間的に楽になったこともあって、私が加入している生協の委員をすることになりました。

組合員になって20年近いのですが、平日昼間の活動が多いこともあって、今まで委員を引き受けられなかったので、今ならできるかな、と思いまして。

今度開催する「生産者との交流会」の資料作りのために、生協で扱っている製品の中身と市販の同じようなものを比較してみました。
製品は「酢豚の素」とか「回鍋肉の素」などの、簡単に料理ができる調味料などでした。

スーパーの棚にもいろんな種類のものが置いてあります。順番に使っていったら1カ月くらいの献立がまかなえそうです。

比較作業をしていると、「グルタミン酸ナトリウム」のことが気になってきました。
あの有名な〇の素の作ったものです。

ネットで調べると、「チャイニーズレストラン症候群」(グルタミン酸ナトリウムを大量に使う中華料理を食べて、頭痛や吐き気、頭がぼうっとする、といった症状が出ること)など、取りすぎによる害のことが書いてある記事がある一方で、そんなに心配することは無い、という記事もあります。

ただ、私が読んだジュリー・マシューズさんの本や、エイミー・ヤスコ先生の本などには、「発達障害の子どもにグルタミン酸ナトリウムは害を与える」と書かれていました。

発達障害の子どもたちは、もともと脳内のグルタミン酸濃度が高い傾向があるので、食品から摂取すると、脳が興奮するのだそうです。

ちなみに、「酢豚の素」などのパッケージには「グルタミン酸ナトリウム」とは表示してありません。
「アミノ酸等」などと表示してあります。
それは、グルタミン酸だけでなく、他のうまみ調味料も入っているからだそうです。

そう気がついて見ると、加工食品には「アミノ酸等」が入っているものがすごく多いのです。
レトルト製品もそうですし、カップめんやインスタント味噌汁、液体だし、スープの素、カレールー、えびせんなどのお菓子・・・など本当に多くの食品に添加してあります。

うっかりすると、1日3回、食事のたびにグルタミン酸ナトリウムを取ることになってしまいます。
これはちょっと、いやかなり心配です。と言うのは・・・

先日相談に来られた女性は「進学のため家を出て、コンビニで買ったものばかり食べていた。だんだん精神的に不安定になってきた。」と話してくれました。
その後彼女は脳波に異常が見つかったそうです。
彼女自身は気がついていないようですが、コンビニの食品が何らかの影響を与えたのではないかな、と私は思いました。
多くの人たちにとっては害のない(害の見えない)ものでも、害が現れる人がいると思います。
食品添加物に対して敏感な人たちがいるのです。

そういう添加物をうまく避けられるといいのですが、このご時勢ではとても難しいと思います。

化学調味料を使わないというメーカーとの交流会、どんな話が出るか期待して参加しようと思います。


プロフィール

poco a poco

Author:poco a poco
加賀瀬みどりです。愛知県出身の60歳です。上田に家を建てて20年近く。高校の講師を19年間続けてきました。2015年7月より上田市内で「子育てカウンセリングルーム」を開設しました。自分の家族の体験から栄養の大切さに気づき、「栄養療法」の勉強を続けてきました。この勉強はかれこれ9年になります。今までの考え方を覆すような驚きの連続でした。勉強したことを生かして、子育てに悩むお母さんがたの手助けをしたいと思っています。

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