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40キロを歩きました。

4月29日に勤め先の侍学園(さむらいがくえん)で「炎の遠足」というイベントがありました。

入学したばかりの生徒にとっては最初の難関。
約40キロの道のりを歩くという行事です。

私は初め学校で昼食を作る、打ち上げの食事を作る、という係だったのですが、他の人が「歩くよりも食事を作るほうがいい」と言うので、「では替わりましょう」ということになって、40キロを歩くことにしました。

周りの人は「大丈夫?」「歩けるの?」と心配してくれました。
私もどうなるか分からなかったのですが、特に不安もなく、「なんとかできるだろう」と思いました。
定期的に山に登っていましたし、登りがない分楽かも?くらいに思っていました。

しかし、なかなか、やはり、40キロは長いですね~。

サムガクを出て、千曲川まで約1時間、そのあと千曲川に沿って作られている自転車専用道路を延々と歩いて、20キロメートル歩いたところで昼食を食べて、折り返して戻ってきます。
昔は長野市の善光寺から歩いて帰ってきたそうですが、いろいろな事情で往復になったそうです。

千曲川の自転車道は車も来ないし、景色はいいし、すばらしい道でした。
生徒やゲストのお客様とおしゃべりをしながら歩きました。

大変だったのは帰路でした。
晴天で午前中は良かったのですが、午後の日差しは容赦なく、足もだんだん痛くなり・・・。
一応スタッフとしての参加なので、へたばってしまった生徒を励ましながら、自分もいっぱいいっぱいになってきました。

最後の休憩ポイントを出る時には、空にまんまるの月が昇っていました。
最終ポイントから学校まで、自動車で走れば15分ほどの道のりを1時間以上かけて歩きました。
学校の近くに来た頃には、足が前に出なくなっていました。

一緒に歩いていた生徒(途中お腹が痛い、背中が痛いと言っては泣きそうになっていた)にいつの間にか引き離されていました。

そこに「お迎え」がやって来ました。先にゴールした生徒たちが戻ってきて一緒に歩いてくれるのです。
これは昔からの習慣だそうです。

「みどりさん、がんばりましょう」なんて励まされて、みんなでゴールしました。
学校では電灯をいっぱい点けて、生徒や居残りのスタッフ、保護者の皆さんが拍手で迎えてくれました。

「1人ではできないことでも、みんなと一緒ならできる」ということを体で感じる行事でした。
とても大変でしたけれど、とても感動的なものでした。

疲れ果てて家に帰って、お風呂に入ってから見たら、足のあちこちに水ぶくれができておりました。

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鉄欠乏女子(テケジョ)を救え!

奥平先生の本の副タイトルが「鉄欠乏女子(テケジョ)を救え」です。

日本女性の(生理がある年代)実に3人に1人が、「潜在性鉄欠乏性貧血」であろうと言われています。
潜在性というのは、一見鉄欠乏は無いように見えてじつは鉄欠乏である、ということです。
どういうことかというと、血液検査項目の「ヘモグロビン」は13~14あって、合格点なのだけれど、体内の貯蔵鉄フェリチンを見てみると、10以下であったり、20~30くらいであったりする状況のことです。
欧米では、フェリチンは80くらいないと妊娠してはいけない、と言われています。
人によって症状がまちまちなので難しいのですが、体調不良の女子たちは、鉄剤を飲んでフェリチンが50を越すようになると、体が楽になって活動的になるようです。

どうして貧血になるか、と言うと、一番の原因は「食生活」であろうと思われます。

私もそうだったのでえらそうなことを言えないのですが、「レバーは嫌い」「内臓系の肉は嫌い」「そもそも肉は嫌い、だって体に悪いんでしょ?」「野菜だけ食べていれば健康にいい」・・・・といった考え方を持っている方が多いんですね。

鉄欠乏は症状の出かたに個人差が大きいです。
治療しないとだめですよ、と言われるくらいのひどい鉄欠乏でも結構元気で、仕事もバリバリこなしている方もいます。
でもよく聞いてみると、「生理の前になると仕事にならない日があります」とか「子どもが欲しかったけれど、できませんでした」とか「心臓の肥大があると言われました」、という話が出てきます。

ぎりぎりの状況で生活しているので、様々なひずみが出てしまうようです。

昔の人は何人も子どもを産んでいるじゃないですか、という意見もあります。
本当にそうですよね。
私のおばあちゃんも5人、6人と子どもを産んでいました。

昔は食べ物も限られていて、贅沢を言う環境ではありませんでした。
ご飯は雑穀入りだったり、精白されていないものがほとんどでした。
魚は内臓までしっかり食べていました。
私は小さい頃、秋刀魚の内臓がたべられなくて泣いてしまったことがあります。
気持ち悪いんですよね。苦いし、まずいし。
父は「こんなおいしいものがなんで食べられんかなあ?」と言いながら、私の分も食べてくれました。

昔は魚も動物も隅々まで食べていたんですね。
今ではスーパーに行けばなんでもあります。
肉も魚もきれいに処理されています。
嫌いなものは食べなくても済みますね。

それともうひとつ。
低血糖症女子もテケジョだと思うのです。

甘いもの、パン、スパゲッティなどの炭水化物に偏った食生活もまた、多くの問題を孕んでいます。

鉄欠乏と糖質過多の低血糖症

この二つがややこしく絡み合って、現代女性の健康的な生活を阻んでいると思います。

『食べてうつぬけ』 本の紹介

久しぶりに本屋さんに行きました。

高校に勤めていた頃は、仕事柄本が必要になることが多くて、よく本屋さんに行きました。
最近行ってないなあ~と思って出掛けたら、『食べてうつぬけ』という本を見つけました。

著者は、奥平智之先生です。

奥平先生は、埼玉県内の精神科病院にお勤めで、新宿溝口クリニックでもお仕事をされています。

なので、一般的な精神科の治療(主に精神病薬)に加えて、栄養療法そして漢方も使われているそうです。

私も奥平先生のセミナーを聞きに行ったことがあります。

精神病薬についても詳しいので、必要な時には薬物療法をするけれども、根本的には栄養からのアプローチをしてくれるお医者さんです。

この本には、奥平先生の何年かにわたる栄養療の治験が詰まっていると感じました。

始めの部分は漫画なので、「分かりやすく簡単に」理解できるか、と思うのですが、そう簡単にはいきません。

読み進むと、細かい注釈や説明がびっしり書かれていて、一応理論的に理解している(つもり)の私でも、「ああ、そうなんですね!」と思うことがいっぱいありました。

初めて読む方には大変かな、と思う部分もありますが、「私の症状はこれだ!」というところがあれば、その部分をじっくりと読み返していただけると、すごく役に立つ本だと思います。

ビタミンB不足、鉄不足、たんぱく質不足、亜鉛不足、マグネシウム不足、そして腸内環境を整える。
こういった、現在の栄養療法のスタンダードに加えて「漢方」に精通していらっしゃることも強みだな、と思います。

精神科のお医者さんで、こういった複数の手段をお持ちの方は本当に少ないと思います。

皆さん「薬物治療」が多くて・・・。
良くて「認知行動療法」くらいでしょうか。

そういえば、本の帯に、野村総一郎先生が「おすすめします」と写真入りでコメントされていました。
薬物治療の専門家の方が・・。?
もう退職されて、自分のクリニックを開かれたから・・・?

ちょっと気になりました。

新学期が始まりました!

侍学園に勤め始めて10ヶ月が過ぎました。

涙、涙の卒業式が終わり、春休みが過ぎ、新学期が始まりました。

今年は春が早くて、4月4日、5日あたりですでに桜が満開!
春の遅い信州にしては驚くべき早さでした。

4月8日の入学式に桜はかろうじて散らずに咲いていました。
今年の新入生は10名。でも昨年途中から入学した生徒が3名います。
侍学園は何年で卒業、という決まりは無いので、8日には昨年と同じような顔ぶれが揃いました。

久しぶりにみんなの顔を見て、とても嬉しく感じました。
生徒たちも何だかほっとした感じで、「いつもの場所」に帰ってきていました。

A君は春休み中の出来事をマシンガントークしていました。
彼は「躁鬱」ということで薬を飲んでいますが、休み前に先生たちに「甘いものを食べるな」と言われたことを守ったようで、精神面でとても調子が良かったそうです。
私もお母さんに「低血糖症についてネットで調べて、さりげなくA君に読ませてみてください。」とお願いしておきました。
彼と昨年初めて会った頃は

言っている事が次から次へと変わっていって、何が言いたいのか分からない。
バタバタと走り回ってはケガをする。
すぐにカッとして怒り出す。
夜、自分の部屋の壁を殴って穴だらけにする。

といった行為が頻発して、周りが困っていたそうです。

それが少しずつ改善していって、随分落ち着いてきました。

B君は精神科で治療を受けています。
とてもラッキーだったのは、侍学園の理事長が「薬はできるだけ使わない」という方針でいることと、主治医が最低限の薬で対応してくれていることです。
それでも時々悪化することがあります。
B君はいつも脳をフル回転させている感じがします。
なので、春休み前に「砂糖を制限すること」「白米や小麦粉を減らすこと」をお母さんにお話しました。

お母さんも本人も理解してくれて、食事の変更と、ビタミンB群のサプリメントを飲むことを受け入れてくれました。

B君もなんとか学校に来ました。
「ひやひやしてます」と、お母さんは心配しておられました。
これからは、スタッフさんと共に私も見守っていくつもりです。


低血糖症は様々な顔を見せます。
症状は様々ですが、実はひとつの病。
冷静に分析して、粘り強くケアをしていかねばなりません。



プロフィール

poco a poco

Author:poco a poco
加賀瀬みどりです。愛知県出身の60歳です。上田に家を建てて20年近く。高校の講師を19年間続けてきました。2015年7月より上田市内で「子育てカウンセリングルーム」を開設しました。自分の家族の体験から栄養の大切さに気づき、「栄養療法」の勉強を続けてきました。この勉強はかれこれ9年になります。今までの考え方を覆すような驚きの連続でした。勉強したことを生かして、子育てに悩むお母さんがたの手助けをしたいと思っています。

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